格安SIM(MVNO)に申し込む時に、意外と気になるのが毎月の料金の支払い方法です。LINEモバイルではどんな料金支払い方法に対応しているのか? デビットカードや口座振替には対応しているのか? 気になる疑問を解決しましょう!
Contents
LINEモバイルの支払い方法は4つ
LINEモバイルでは毎月の料金支払いを4つの方法から選ぶことができます。各支払い方法について詳しくみていきましょう。
1.クレジットカード支払い
LINEモバイルはNTTドコモなどのキャリアや他の格安SIMと同じく、クレジットカード支払いに対応しています。VISA、MASTER、JCBなどのいわゆる5大ブランドが全て使えます。
対応するブランド
- Visa(ビザ)
- MasterCard(マスターカード)
- JCB(ジェイシービー)
- American Express(アメリカンエクスプレス)
- Diners(ダイナース)
よく「楽天カードは使える?」「エポスカードなんだけどダメなの?」という質問をいただきますが、右下にこれら5大ブランドのマークが入っているクレジットカードであれば使えます。つまり、ほとんどの場合で使えます。
メモ
一度登録したクレジットカードでも、後日別のカードに変更することもできます。パソコンまたはLINEモバイル公式アカウントよりマイページにログインし、「支払方法」から変更するだけでOKです。
デビットカードには非対応
2018年11月現在、LINEモバイルはデビットカードには非対応です。デビットカードが使える格安SIMは以下の5社なので、法人などどうしてもデビットカードで支払いたい場合には検討してみてください。
デビッドカードが使える格安SIM5社
2.LINE payによる支払い
LINE payはLINEが提供する電子決済サービスです。LINE payにクレジットカードや義銀行口座から入金する(=チャージする)ことで、LINEモバイルの支払いが行えます。
LINE payはLINEの友だちへの送金や割り勘なども可能な便利なもの。LINEアプリの「ウォレット」からLINE payの残高を確認できます。
ただし、LINE payをLINEモバイルの支払いに使うためには、LINE payアカウントにクレジットカードの登録が必要です。
3.LINE payカードによる支払い
LINE payカードとは、LINE payと連動するチャージ式クレジットカードです。
クレジットカードと同じく、コンビニやドラッグストアなど一般の商店で買い物ができますが、使える金額はLINE payにあらかじめチャージした金額分のみ。LINE payカード自体は下記のQRから申し込める他、コンビニや量販店でも購入することができます。
LINE payとLINE payカードの違いは?
LINE payカードを選べばクレジットカードなしでもLINEモバイルに申し込める
画像引用:LINE
支払い方法に「LINE payカード」を選ぶ最大のメリットは、クレジットカードなしでもLINEモバイルに申し込める点にあります。
格安SIMは月額基本料が安いため、月々のスマホ代を安くしたい人にはぴったりなのですが、クレジットカードが必要な業者が多いのがネック。しかし、LINEモバイルは支払い方法選択時にLINE payカードを選ぶだけで、クレジットカードなしでも申し込めます。
メモ
LINE Payカードは年齢や年収などの審査や、引き落とし口座の登録など面倒な手続きは一切なし。カード自体はコンビニや家電量販店にも売っています。
4.LINEポイントによる支払い
2018年8月より、LINEモバイルの月額基本利用料はLINEポイントで支払うことも可能になりました。
LINEポイントとはLINEの各種サービスやお店、ネットショッピングなどで貯めて使えるポイントサービスです。全額ポイント支払いすることはもちろん、一部だけポイントで支払うといったこともできます。
LINEポイント支払いが便利なのは、一度設定すれば毎月同じLINEポイント額が支払いされること。たとえば「500ポイント利用」としておけば500円分をLINEポイントで支払えます。
LINEポイントで支払う場合の注意点
LINEポイントで毎月の料金を支払う場合、2つの注意点があります。
- LINEモバイルへの新規申し込みの際に、LINEポイントを支払い方法として選ぶことはできません。初期時に選べる支払い方法は「クレジットカード」「LINE pay」「LINE payカード」の3つです。
- LINEポイントを利用する場合にはLINEモバイルの開通後、マイページの「支払方法⋅ポイント利用」から設定することができます。ただし毎月1日〜3日の間はLINEポイント支払いの設定⋅変更ができません。
口座引き落としはできる?
2018年末時点、LINEモバイルでは銀行や郵便局の口座引き落としに対応していません。どうしても口座引き落としをしたい場合には、以下の2つの方法が考えられます。
1.LINE payで登録して銀行口座からオートチャージさせる
支払い方法を「LINE pay」にして、LINE payへの入金を銀行口座からのオートチャージにする方法。これが最も口座引き落としに近い方法といえます。
「オートチャージ」とは、任意に設定した額を下回ると自動的に銀行口座やクレジットカードなどからチャージできる機能です。
2.口座引き落としに対応した格安SIMを検討する
「LINE payはよくわからない!」「法人口座を使いたい」という場合は、口座引き落としに対応した格安SIMを検討するのもアリだと思います。
現時点で口座引き落としに対応する主要格安SIMは以下の通りです。
口座引き落としに対応する格安SIM
端末購入時の支払い方法にはどんなものがある?
LINEモバイルはiPhoneやAndroidなど各種端末を取り扱っていますが、これらの支払い方法にはどんなものがあるのでしょうか。
結論からいえば、支払い方法は毎月の支払い方法が適用されます。
クレジットカード払いを選んでいる場合には、登録したクレジットカードから代金が引き落とされます。異なる支払い方法にはできないので注意しましょう。また、LINEポイントでの支払いもできません。
まとめ
以上、LINEモバイルの支払い方法についてみてきました。LINEモバイルはクレジットカードに加えて、LINE payやLINE payカードに対応していることが他の格安SIMにはない特徴です。
そのため、クレジットカードを持たないユーザーでも申し込める大きなメリットがあります。さらに、LINE payのオートチャージを使うことで、口座振替も実現できちゃうんですね。
結論としてLINEモバイルは、かなり多様な支払い方法に対応した格安SIMと言えます。