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LINEモバイルの評判やキャンペーン情報、乗り換えに必要な各種設定方法を元編集者の管理人がわかりやすく解説。格安SIM最新情報もお届けします。

格安SIM比較

【実機検証】 LINEモバイルと楽天モバイルを徹底比較!

更新日:

楽天モバイル

格安SIMを通信速度や料金、機能などで徹底比較するこのコーナー。今回はLINEモバイルと、格安SIMシェアでNo.1の楽天モバイルを徹底比較してみました。

【更新】
2017年6月 LINEモバイルの電話かけ放題サービス開始に伴い記事を追加修正

Contents

楽天モバイルとLINEモバイルの特徴を比較

楽天モバイルの4つの特徴

楽天モバイル_ロゴ

楽天モバイルは楽天グループのフュージョン・コミュニケーションが運営する格安SIM(MVNO)で、ドコモ回線を利用しています。

ネット通販大手の楽天が手がけるMVNOということで注目を集め、2017年3月にMMD研究所が行ったネットリサーチでは「付加サービスの充実度」部門で顧客満足度1位に輝いています。

そんな楽天モバイルの特徴を見ていきましょう。

1.楽天スーパーポイントの連動に強み

楽天グループらしく楽天スーパーポイントとの連携が特徴です。楽天ポイントを貯めたり、月額利用料金の支払いに使うことが可能です。

楽天スーパーポイント
還元率は1%で、月額基本料金や楽天電話の支払い100円につき1ポイントを還元します。また、楽天市場での購入時にポイントが2倍になるメリットもあり、楽天市場ユーザーにはかなり魅力あるMVNOといえます。

2.格安スマホの品揃えが豊富

楽天モバイルは他社と比べて取り扱う端末の数が圧倒的に豊富です。

1万円代の格安スマホ(ZTE BladeE01など)から、7万円を超えるハイスペック機(HUAWEI P10 Plusなど)まで、2017年6月現在で20機種を用意。最新機種をお得な料金で購入できるキャンペーンも随時行っており、最新機種を手頃な価格で使えるMVNOといえます。

3.通話定額プランを用意

楽天モバイルでは5分以内の国内通話定額オプション「楽天でんわ5分かけ放題 by楽天モバイル」を月額850円で提供。さらに、時間回数無制限のかけ放題オプションも月額2,570円で提供しています。

電話かけ放題
画像引用:楽天

4.様々な料金の支払い手段に対応

格安SIM(MVNO)の多くが、支払い方法をクレジットカードに限定しているのに対し、楽天モバイルではデビットカード銀行口座振替に対応しています。このため、クレジットカードが作れない人でも楽天モバイルに申し込めます

ライン川ナビコ
楽天といえばスーパーポイントなのはわかるんだけど、他に楽天モバイルの魅力はないの?
ロボノミチ
あまり目立たないけど、楽天はオプション・サービスの充実度がすごいんだ。
ライン川ナビコ
例えば?
ロボノミチ
5分以内の国内通話かけ放題サービスをはじめ、端末保証、Wi-Fiサービス、データ復旧サービス、留守電、キャッチホン、無料の楽天メールなど、大手キャリアなみのサービスを提供してるんだ。
ライン川ナビコ
ほほー!
ロボノミチ
特に、「あんしんリモートサポート」や、乗り換えの際の「アドレス帳・写真以降サービス」はスマホに不慣れな人向けにも好評。これらのオプションが評価され、「付加サービスの充実度」では顧客満足度1位になっている。
ライン川ナビコ
キャリアからの乗り換え客を根こそぎブッこ抜きたいわけね。
ロボノミチ
月額利用料金についてはもっと安いMVNOもあるが、初月無料だから初期費用は安く済むぜ。
楽天モバイルのここがGOOD!
  • 楽天スーパーポイントが貯まる・使える
  • 格安スマホの品揃えが豊富
  • 通話定額プランを用意
  • 口座振替など様々な料金の支払い手段に対応
オプションやサービスが手厚いわ。

公式サイト楽天モバイルタグ

LINEモバイルの特徴は?

LINEモバイル_ロゴ

LINEモバイルはLINE株式会社の子会社であるLINEモバイルが提供するMVNOです。

特徴は何と言ってもカウントフリーにあります。特に「LINE」は全てのプランでカウントフリー対象となっており、LINEの無料電話やトークが容量無制限で使えるのが魅力。

他にもクレジットカードなしで申し込めることや、1%のポイント還元などの特徴がありますが、詳細については記事「LINEモバイルを選ぶべき9つの理由」をご覧ください。

LINEモバイルのココがGOOD!
  • 契約月は無料で利用できる
  • カウントフリーでLINEは全てのプランで無料
  • 利用額の1%をLINEポイントで還元
  • クレジットカードなしで申し込み可能
LINEが使いホーダイ!

公式サイト:LINEモバイルタグ

機能やサービスが充実なのはどちら?

機能比較

LINEモバイルと楽天はどちらが機能面で優れているのか? 徹底比較してみました。

機能の比較

LINEモバイル 楽天モバイル
フリーカウント ×
データ翌月繰越
高速低速切り替え ×
wi-fiスポット提供 ×
店頭での申し込み
MNP即日切り替え
バースト機能 × ×
通話かけ放題オプション

SIMカード種別の比較

LINEモバイル 楽天モバイル
標準SIM
microSIM
nanoSIM

※1 362円の「楽天モバイルWiFi byエコネクト」の加入が必要

LINEモバイルはカウントフリーが目玉

LINEモバイルが優れている点は「カウントフリー」。楽天モバイルが優れているのは「高速低速切り替え」です。どちらにも「データ繰越」「通話かけ放題オプション」「即日MNP」が用意されている点は秀逸です。

カウントフリー表

LINEモバイルの「カウントフリー」は、LINEをはじめツイッターやフェイスブック、インスタグラムが使い放題になるサービスです。カウントフリーがあるとないとではデータ消費量に大きく差が出ます

特に「LINE MUSIC+」プランはデータ容量を食う音楽ストリーミング(LINE MUSIC)も聴き放題になるため、値段以上の価値が体感できます。

楽天モバイルはオプションサービスが充実

楽天モバイルはメインの機能だけでなく、有料オプションの充実度にも注目したいところです。

例えば、全国6万箇所のアクセスポイントでWi-Fiが使える「楽天モバイルWiFi」、端末移行時にアドレス帳や写真を以降できる「アドレス帳・写真移行サービス」、余ったデータを翌月にシェアできる「データシェア」といったサービスが利用できます。

ライン川ナビコ
ただし、大抵が有料なのよね。
ロボノミチ
そうだな、毎月数百円のオプション料が発生する。アドレス帳や写真移行サービスは払いきりながら5000円かかる。
ライン川ナビコ
ひー。JSバックアップを使えばタダで簡単なのに。
ロボノミチ
スマホが苦手な人も多いからな。
ちなみにこちらにJSバックアップを使ったデータの移行方法を解説しております。

公式サイトLINEモバイル | 楽天モバイル

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料金がお得なのはどちら?

続いて料金を比べてみましょう。初期設定費用、データSIM、音声通話SIMの比較です。

初期設定費用の比較
まずは初期設定費用の比較です。

LINEモバイル 楽天モバイル
初回手数料 ¥3000 ¥3394
SIMカード発行手数料 ¥400

初期設定費用はLINEモバイルが3400円(初期設定費用+SIMカード発行手数料)、楽天モバイルが3394円(初期設定費用)です。若干ですが楽天モバイルの方が安いですね。ちなみに、両社ともに初月無料となっているのは嬉しいところ。

データSIMの料金比較
続いてデータSIMの比較です。

LINEモバイル 楽天モバイル
ベーシック ¥525
1GB ¥500
2GB
3GB ¥1100 ¥900※1
4GB
5GB ¥1640 ¥1450
6GB
7GB ¥2300
8GB
9GB
10GB ¥2640 ¥2260
20GB ¥4050
30GB ¥5450

音声通話SIMの料金比較

LINEモバイル 楽天モバイル
ベーシック ¥1250
1GB ¥1200
2GB
3GB ¥1690 ¥1600※1
4GB
5GB ¥2220 ¥2150
6GB
7GB ¥2880
8GB
9GB
10GB ¥3220 ¥2960
20GB ¥4750
30GB ¥6150

容量追加の料金比較

LINEモバイル 楽天モバイル
100MB ¥300
500MB ¥500 ¥550

楽天モバイルがいずれのプランでも安い

データSIM、音声通話SIMの料金に関してはどのプランも楽天モバイルが安く、データSIMの10GBでは380円もの差をつけています。また、楽天モバイルは20GBと30GBの大容量プランも揃えており、選択の幅が広いと言えます。

楽天モバイルは1GBと7GBの容量設定がありませんが、3GBと10GBの価格設定が安いので「1つ上のプランで代用してね」という意図があるのかもしれません。

ちなみに楽天モバイルの「ベーシック」は、通信速度が最大200kbpsのつなぎ放題プランです。最大200kbpsというのは、大手キャリアで速度制限を食らったときの速度と同じですので、正直使い道があまりないプランだと思います。

料金比較の勝敗は?
料金は全面的に楽天モバイルの勝ち!
公式サイト楽天モバイルタグ

通信速度が速いのはどちら?

通信速度

続いて通信速度対決です。LINEモバイルと楽天モバイルの通信速度はどちらが速いでしょうか。スマホ実機を用いて速度を計測してみました。

測定箇所は東京都市部、9時台、12時台、18時台にそれぞれ3回ずつ測定して平均値を算出しました。計測アプリはRBB SPEED TEST、端末はZTE BLADE E01を使用しました。

通信速度の比較

時間帯 MVNO 下り平均 上り平均
9時台 LINEモバイル 16.65 9.45
楽天モバイル 20.32 14.39
12時台 LINEモバイル 7.02 2.41
楽天モバイル 3.10 18.52
18時台 LINEモバイル 32.35 30.63
楽天モバイル 7.61 8.63

9時台はどちらもスピード十分

まず初めにスピードテストで重要なのは「下り速度」ですので、下り速度を中心に解説していきます。

9時台はLINEモバイル、楽天共に十分なスピードが出ています。楽天モバイルは20Mbpsを超えており、動画もアプリもサクサクと快適に楽しめます。

12時台はLINEモバイルが優位

混雑する12時台で比較してみましょう。この時間帯はLINEモバイルが安定しています。実際使っていても、読み込みに遅延が生じたり動かなくなったりすることはありませんでした。

18時台はLINEモバイルが圧倒

楽天モバイルは快適な午前中に比べると3.1Mbpsにまで急落します。しかし、昨今サーバーの増強に力を入れているためか、ナメクジより遅いと言われていた一時期よりも改善されていますね。ウェブの閲覧は2Mbpsもあれば快適とされるので、3Mbpsあれば及第点といえます。

一方LINEモバイルは上り下りともに30Mbpsを超えるなどキャリア並みの速度を叩き出しています

通信速度の勝敗は?
速度はLINEモバイルの方が圧倒的に高速!
公式サイトLINEモバイル

LINEモバイルvs楽天モバイルの勝敗は?

ライン川ナビコ
楽天モバイルは格安SIM人気No.1ってだけあって隙が少ないね。
ロボノミチ
機能も料金も満足いくものだし、通話かけ放題プランも2種類ある。大手キャリあからの乗り換えユーザーにはぴったりかもな。数少ない支払いの口座振替にも対応しているし。
ライン川ナビコ
楽天スーパーポイントも貯まると。
ロボノミチ
そう。楽天市場でショッピングするユーザーなら間違いない選択肢になるね。
ライン川ナビコ
でも楽天でしょ? 何かトラップがあるのに違いないわ! 申し込んだ途端に大量のメールが送られてくるとか、売れ残ったKobo端末を押し付けられるとか。
ロボノミチ
俺のところには大量のメールもKoboも送られて来てないがな。
ライン川ナビコ
ちなみに私は海外で楽天カードを使ったら自動的に支払いがリボ払いになっていて怒髪天を突きました。
ロボノミチ
それ楽天モバイルじゃないし。楽天カードだし。
ライン川ナビコ
楽天はそういう企業風土ってことよ!
ロボノミチ
私情を持ち込まない。
ライン川ナビコ
ギギギ・・・。
ロボノミチ
1つだけ注意したいのは、割引キャンペーンなどで契約すると「縛り」がつくケースもあること。音声通話SIMはいずれにしても1年の縛りがつくけど、データSIMでつく場合もあるから、必ず申し込み時に規約を読むようにしよう。

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