LINEモバイル(ラインモバイル)は、LINEをはじめとする人気SNSアプリのデータ消費量がゼロになる「カウントフリー」が強みの格安SIMです。
注意カウントフリーは2018年7月より「データフリー」へと名称変更しました。
ドコモ回線とソフトバンク回線に対応したマルチキャリアなので、これまでドコモとソフトバンクのスマホを使っていたユーザーなら、SIMロックの解除なしに使えるのが魅力。
特にソフトバンク回線は速度も安定しているとユーザの間では評判です。毎月の利用料金をLINEポイントで還元、SMSなしプランでもLINEアカウントを開設できるなど、LINEアプリとの連携も魅力と言えるでしょう。
当サイト「ライモバナビ!」は2016年10月から長期間にわたりLINEモバイルを使い続けています。だからこそ分かったLINEモバイルの評判を、速度、料金プラン、端末ラインナップなどの観点から、格安SIMとの比較を交えつつ解説していきます。
Contents
30秒でわかるLINEモバイルの特徴
LINEモバイルは、NTTドコモから回線を借り受け格安SIMを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)です。「LINE」を運営するLINE株式会社の子会社としてスタートしましたが、2018年2月にソフトバンクと事業提携。現在は、LINEの看板はそのままにソフトバンクグループの一員となっています。
そんなLINEモバイルは格安SIMとしては後発ながらもLINEブランドの格安SIMとして、年代を問わず幅広い支持を得ています。
具体的には、株式会社イードが主催する「格安SIMアワード2017上半期」の総合満足度部門においては最優秀賞を獲得。さらに、MMD総研の「2017年9月格安SIMサービスの利用動向調査」でも、「もっとも人にオススメしたい格安SIM」に選出されています。
格安SIMサービス利用者に、利用している格安SIMサービスを家族や友人にオススメしたいかどうかを10点満点の点数を付けてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出したところ(中略)LINEモバイルが15.0%で最も高く、次いでBIC SIMが11.0%、IIJmioが5.4%だった。
引用:MMD総研
このことから、LINEモバイルは「総合満足度がとても高い格安SIM」であると言えそうです。
LINEモバイルの長所と短所のまとめ
長所
- LINE、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムが使い放題※
- ドコモ回線とソフトバンク回線を提供するマルチキャリアに対応
- 毎月利用分の1%がLINEポイントとして付与される
- LINEの年齢認証やID検索がSMSなしでできる唯一の格安SIM
- LINE payを使えばクレジットカードなしで契約できる
- 余ったデータは翌月に繰り越せる
- 子供が安心して使えるフィルタリングアプリが無料
短所
- 各プランの料金は平均よりやや高め
- SIMの種類をまたぐ変更は再契約が必要
- 通信速度切り替えができない
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SNS使い放題プランも今なら月300円で使える!
- 音声通話SIMの契約でSNS使い放題プランも月300円から!
- 他プランも3ヶ月間、毎月1,390円の割引に!
- ドコモ回線&ソフトバンク回線ともに対象
好評継続中!
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- ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線ともに対象
- au回線での契約ならさらに300ポイント追加!
LINEモバイルのおすすめポイント
LINEやインスタなど主要SNSアプリのデータ消費量が0(カウントフリー)になる
LINEモバイルの最大の特徴は、特定SNSアプリのデータ消費量がゼロになる「カウントフリー」を採用していること。LINEのメッセージや写真のやりとりに加えて、音声・ビデオ通話も対象。さらにツイッター、フェイスブック、インスタグラムが使い放題となります。
LINEモバイルに乗り換えたユーザーの間では、カウントフリーの恩恵により「ほとんどギガが減らない」と評判です。
LINEモバイル、パケット全然減らない。それだけほぼInstagramとTwitterとLINEしか使ってないってことらしい。(スマホ上は4G使ってるけど、カウントされてるのは2Gちょい) pic.twitter.com/d1oBGSS9Xo
— mosty@ 次は5/2~5/15 (@mosty000) 2017年4月21日
速度制限後でも対象アプリはサクサク動く
LINEモバイルでは、データ容量を使い切って通信上限に達してしまった場合、200kbpsの速度制限がかかります。しかし、カウントフリー対象のアプリは制限後でも高速通信できるメリットがあります。
テザリング経由でもフリーカウント対象に
カウントフリーを提供する格安SIMは他にもありますが、LINEモバイルのカウントフリーはテザリング経由でも対象となるのが長所。タブレットやPCなど、趣味や仕事で様々な端末を使いこなすユーザーには嬉しい仕様といえます。
プランの詳細についてはのちほど解説します。
料金プランを他社より下げることができる
主要SNSのデータ消費量がゼロであることは、通信コストの節約にも繋がります。特にSNSメインでスマホを使っているユーザーであれば、ほとんどパケットを消費しないと評判です。このため料金プランを1つ下げて、スマホ代を節約するユーザーも多いようです。
日々のニュース確認とか気になるサイトを見たりするのに月3Gも要らないから毎月あまるんよな笑
契約者が増えたら遅くなるのかもだけどまだスピードも出るしな。
LINEモバイルにして正解やった。
たぶんこれからも正解やなこれは笑— ロックな詩人ツヨシ (@69poem) 2018年2月14日
動画データの送受信には節約効果大と評判
Facebookやインスタグラムのタイムラインに動画が掲載されることも多く、気づかないうちにデータを消費しているケースも多いもの。また、LINEで動画のやりとりや、ビデオメッセージを送る人も増えています。
こうした状況下においては、カウントフリーでなければすぐに通信制限に達してしまいます。LINEでは、動画の送付は1分あたり10MBほどのデータサイズに圧縮されますが、カウントフリーであれば、データ量を気にすることなく送受信できます
カウントフリーはこんな人におすすめ
カウントフリーはSNS系のアプリが対象となります。SNS系のアプリを頻繁に利用する方は高い満足度が得られます。一方、これらのアプリをそれほど使わない、あるいは登録していない方にはあまり旨味がありません。より低価格の格安SIMなどを選ぶとよいでしょう。
電波が繋がりやすく通信速度も安定している
通信速度は、格安SIM選びの際に重要な指標の1つといえます。LINEモバイルの通信速度(理論値)は下りが最大375Mbps、上りが最大50Mbpsと格安SIMの中では最速クラスです。ただ、実際には、サーバーの処理能力やユーザーの使用状況などによって速度は変動します。当サイトでは2年近くLINEモバイルに加入していますが、格安SIMにありがちな「どうにもならないほど遅い」状況はほんとど起きていません。
電波が入るエリアが広いのも特徴です。LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線の2回線に対応したマルチキャリアであり、いずれも人口カバー率は99%をクリア。特にドコモ回線版は山や離島などでも繋がりやすいことで評判です。生活の中心となる携帯電話だからこそ、いざという時に繋がる安心感は大きいといえます。
LINEポイントが毎月付与される
LINEモバイルでは、月額基本利用料金の1%がLINEポイントで還元されます。例えば携帯利用料金が3000円の場合は、30円がポイントとして付与されます。貯めたポイントはLINEのスタンプや壁紙などのコンテンツと交換可能です。
LINEの年齢認証やID検索ができる唯一の格安SIM
今や日本人の生活の一部ともいえるLINE。しかし、格安SIMではID検索を使っての友だち検索が利用できない上、IDを登録することもできません。それだけでなく、SMSなしのデータ通信SIMではLINEのアカウントを作ることもできません。
しかしながら、LINEモバイルはこのID検索に対応しています。さらにSMSなしプラン(データ通信プラン)でもLINEアカウントを作ることが可能な唯一の格安SIMです。LINEモバイルを端末と同時購入すれば、LINEが初めからインストールされた状態で送り届けてくれるので、面倒な設定な手間も省けます。
3日間の速度制限がない
格安SIMの中には、直近3日間の通信量によって速度制限をかけるケースもあります。例えば、DMMモバイルやNifmo、UQモバイルなどにはこの制限が存在します。速度制限がかかると動画閲覧やゲームは言うまでもなく、ウェブサイトを開くだけでも数秒から数十秒の待機時間が発生します。
一方、LINEモバイルには3日間の速度制限がありません。だから、制限を気にせずゲームや動画が見放題(もちろん、プランの上限容量を超えて使うことはできません)。カウントフリーを組み合わせて使うことで、ヘビーユーザーでも満足のいくスマホライフが楽しめます。
クレジットカードなしで契約できる
格安SIMでは支払い方法としてクレジットカードが必要であり、カードが作れない人の障壁となっています。一方、LINEモバイルは支払い方法として、クレジットカード払いとLINE Payに対応しています。
LINE payとはLINEが運営する電子マネーのこと。支払い方法にこのLINE Payを選ぶことでクレジットカードなしでも申し込めるのです。
LINE payについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
余ったデータの繰越ができる
LINEモバイルは当月使い切れなかったデータ通信量(ギガ)を翌月に繰越すことが可能です。また、繰越しできる容量に上限もありません。ただし、翌々月には繰越せないので毎月データ容量が余る場合にはプランを見直すことをお勧めします。
データ残量やプラン変更はLINEアプリで行える
LINEモバイルでは、データ消費量の確認やプラン変更など、ほとんどの操作をLINEアプリで行います。スマホユーザーであれば、ほとんどの方がLINEを利用していますよね。そのため、直感的に各種操作が行えます。
いつでも簡単に解約できる
LINEモバイルは解約に対してもオープンです。アプリの「マイページ」からいつでも簡単に解約できます。格安SIMによっては解約手続きを複雑にして、なかなか解約させない悪徳業者も存在するなか、非常に好感が持てる対応だと感じました。
LINEモバイルのデメリット
LINEモバイルを使って分かったデメリットについてもまとめておきます。
各プランの料金は平均よりやや高め
LINEモバイルの料金プランは他格安SIMよりも若干値段が高めとなっています。料金の安さを最優先する場合にはDMMモバイルやDTI SIM、エキサイトモバイルといった選択肢もあります。
SIMの種類をまたぐ変更は再契約が必要
LINEモバイルではプランの変更は自由に行えますが、SIMの種類をまたぐ変更はできません。例えば、データ通信SIMから音声通話SIMへ乗り換えたい場合には、一度解約が必要です。
通信速度切り替えができない
格安SIMによっては「低速モード」への切り変えができる場合がありますが、LINEモバイルには速度切り替えが機能がありません。
今後仕様変更の可能性がある
LINEモバイルは2018年2月にソフトバンクと業務提携し、ソフトバンク傘下となりました。2018年3月現在はNTTドコモの回線を借り受けてMVNO事業を展開するLINEモバイルですが、将来的にソフトバンク回線が導入される可能性がないとは言い切れません。
LINEモバイルのプランと料金一覧
LINEモバイルの料金プランは3つあります。「LINEフリープラン」「コミュニケーションフリープラン」「MUSIC+プラン」です。それぞれデータSIMと音声通話SIMが選べます。
表は横スクロールできます
プラン名 | 容量 | データSIM | 音声通話SIM | カウントフリー対象 |
---|---|---|---|---|
LINEフリープラン | 1GB | ¥500 | ¥1,200 | LINE |
コミュニケーションフリープラン | 3GB | ¥1,110 | ¥1,690 | LINE ツイッター フェイスブック インスタグラム |
5GB | ¥1,640 | ¥2,220 | ||
7GB | ¥2,300 | ¥2,880 | ||
10GB | ¥2,640 | ¥3,220 | ||
MUSIC+プラン | 3GB | ¥1,810 | ¥2,390 | |
5GB | ¥2,140 | ¥2,720 | ||
7GB | ¥2,700 | ¥3280 | ||
10GB | ¥2,940 | ¥3,520 |
LINEフリープラン
月額500円でLINEが使い放題のシンプルプラン
- 月額基本利用料:500円〜
- データ容量:1GB
- カウントフリー対象:LINE
「LINEフリープラン」はデータSIM利用なら月額500円で使える最もシンプルなプランです。容量は1GBのみ。データSIMでSMS機能を使うには別途120円がプラスになりますが、音声通話SIM(月額1200円)利用時は無料で使えます。
「LINEフリープラン」はこんな人におすすめ
データSIMならワンコインで使えるコスパの良さが魅力。容量は1GBしかないので、メインの端末としては心細いかも。LINE専用機として使うのが正解です。
コミュニケーションフリープラン
ツイッターやインスタがカウントフリーになる人気プラン
- 月額基本利用料:1,110円〜
- データ容量:3GB、5GB、7GB、10GB
- カウントフリー対象:LINE、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム
「コミュニケーションフリープラン」はLINEモバイルの中核プランです。容量は3GB、5GB、7GB、10GBの4種類からチョイス可能。料金は月額1110円から。データ通信SIM、音声通話SIMともにSMS機能が含まれています。コミュニケーションフリーの特徴は、カウントフリー対象がLINEだけでなく、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムにも広げられていること。ただし、フェイスブックの「Facebook Live」やツイッターのライブストリーミングなど一部非対応の機能もあります。
「コミュニケーションフリープラン」はこんな人におすすめ
LINEモバイルの標準プランといえる内容で、ほとんど方はこれを選べば間違いありません。特にSNS系アプリを使い倒しているユーザーなら、カウントフリーの恩恵により大きな節約効果が見込めます。
MUSIC+プラン
LINE MUSICもデータ消費なし!音楽が24時間楽しめる
- 月額基本利用料:1,810円〜
- データ容量:3GB、5GB、7GB、10GB
- カウントフリー対象:LINE、LINE MUSIC、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム
- 特典:LINE MUSIC 1ヶ月無料チケット
「MUSIC+(プラス)プラン」はコミュニケーションフリープランに、LINE MUSICのカウントフリーをプラスしたものです。データ通信SIM、音声通話SIMともにSMS機能が含まれています。他のプランにはない特典として、LINE MUSICの1ヶ月間無料チケットが付与されます。
「LINE MUSIC」とはLINEが提供する定額制音楽配信サービスです。音楽の再生やダウンロードはデータ消費量が大きいため、Wi-Fiのない場所ではLINE MUSICが楽しみづらい欠点がありました。これがカウントフリーになることで、あらゆる場所で音楽が聴き放題になるという神プランがMUSIC+です。他社には真似できない、音楽好きにはイチオシのプランですね。ただし、LINE MUSICは別途申し込みが必要(月額889円)です。
「MUSIC+プラン」はこんな人におすすめ
LINE MUSICユーザーには間違いなくおすすめ。24時間音楽をかけっぱなしにする有線放送的な使い方も可能です。逆にLINE MUSICユーザーでなければ基本料金が高くなるだけなので、加入するメリットはありません。
LINEモバイルはプラン変更可能
プランを決めたあとで「データ容量が足りない」や「コミュニケーションフリープランに変更したい」と思うこともあるかもしれません。LINEモバイルでは、一度プランを選んだ後でもLINEの「マイページ」からプランの変更が可能です。現在加入中のプランによってすぐに変更できる場合と、一旦解約する必要がある場合がありますが、ほとんどの場合はすぐに変更可能です。
一旦解約する必要がある場合
前述したように、SIMの種類をまたぐ変更はできません。例えば、データ通信SIMから音声通話SIMへ乗り換えたい場合には、一度解約が必要です。プランや容量変更、さらにオプションの変更もマイページからいつでも簡単に行えます。
LINEモバイルの速度
「安定して速度の出る格安SIM」という評判
LINEモバイルはサーバーの増強を定期的に行なっているため、当サイトをはじめとする各社のスピードテストにおいても、安定して優秀な数値を叩き出しています。例えばIT系ニュース大手の「ITmedia」では、LINEモバイルの通信速度について実地調査の上で高評価しています。
LINEモバイルは、3カ月連続でMVNO勢の主役となっている。12月については「いつもより通信速度が抑えめかな?」と感じるものの、通信速度面では「最有力」候補には変わりない。上りの速度を含めると、最も安定して速いサービスだ。
LINEモバイルユーザーからも速度については高評価のようです。
久々にLINEモバイルのスピードテストやってみたけど、速過ぎて笑った。 pic.twitter.com/pGFRwRpvXO
— Tsutomu (@Tsutomu_m) 2017年9月22日
やっと格安スマホに乗り換えた。
LINEモバイルだけど、今のところドコモ時代と回線スピードは変化なし。— Tクルーズ (@tomokuru_zu) 2018年3月4日
LINEモバイルのスピードテスト結果
LINEモバイルの最大速度は下り375Mbps、上りが50Mbpsであり、格安SIMの中では最速クラス。ただ、実際にはサーバーの処理速度は変わってくるので、速い時もあれば遅い時もあります。そこで、ライモバナビ!が実施した四半期ごとのスピードテストの数値を公開します。
計測月 | 下り転送速度 |
---|---|
2017年1月 | 21.77Mbps |
2017年4月 | 17.03Mbps |
2017年7月 | 14.24Mpbs |
2017年10月 | 10.40Mbps |
2018年1月 | 8.97Mbps |
「RBBスピードテスト」を利用。東京都内18時台に3回計測した下り通信速度の平均値。
最近はやや速度が低下気味
1年ほど前はかなり優秀な速度を維持していたLINEモバイルですが、昨年末からやや混雑気味のようです。快適な通信速度の目安である5Mbpsは上回っているものの、最近は昼の時間帯は繋がりにくいなと感じることもあります。CM効果によるユーザー数の急増に回線の増強が追いついていないのかも知れません。
LINEモバイルのオプション料金・手数料の一覧
LINEモバイルには便利なオプションが揃っています。必要に応じて選択することで、より快適なスマホライフを送ることができます。オプションの内容と料金は以下の通りです。
LINEモバイルが提供する全オプションの一覧
10分電話かけ放題オプション(月額880円)
通話アプリ「いつでも電話」から発信することで、1回10分以内の電話が無制限でかけ放題になります。通話重視の方は加入しておきたいオプションです。
端末保証オプション(月額450円)
LINEモバイルで購入したスマホを水没や破損といったアクシデントから守ってくれるオプション。一定の掛け金で端末交換か修理を行なってくれます。LINEモバイル契約時のみ加入可能で後からの追加はできません。
持込端末保証(月額500円)
他社で購入したスマホの「端末保証オプション」です。こちらもLINEモバイル契約時のみ加入可能で後からの追加はできません。
Wi-Fiオプション(月額200円)最大2ヶ月無料
カフェやレストランなど全国49,000ヶ所のスポットで使える公衆無線Wi-Fiサービス。NTTブロードバンドの回線を利用しています。
LINE MUSICオプション(月額500円)最大2ヶ月無料
LINE MUSICをお得に使うためのオプション。新規LINEモバイルユーザーの場合、月額889円のLINE MUSICが最大2ヶ月無料となり、その後4ヶ月間月額500円となります。既存ユーザーの場合は、1ヶ月無料となり、翌月から月額750円となります。ややこしいですが、LINE MUSICユーザーなら加入して損はありません。LINEフリープラン(データSIMのみ)は対象外。
フィルタリングオプション(無料)
子供を出会い系や有害サイトから守る「i-フィルター for マルチデバイス」が利用できます。i-フィルターは他社だと300円ほど費用がかかるので、無料で利用できるのは嬉しいところ。
ウイルスバスターオプション(月額420円)初月無料
販売本数No.1のウイルス対策アプリ「ウイルスバスター」が利用できます。不正サイトやウイルスからスマホを守るのに加え、GPSでスマホの場所を通知することも可能です。初月無料、2ヶ月目以降は月額420円。
留守番電話(月額300円)
着信対応できない場合に要件を録音する留守番電話機能が使えるようになります。
割込電話(月額200円)
通話通に着信があった場合、保留しつつ第三者と会話できるオプションです。
通話明細(月額100円)
通話明細をマイページ上で確認できます。
転送電話(無料)
着信した通話を他の電話番号に転送できます。
国際電話(無料)
通常は国内しか通話できませんが、国際電話がかけられるようになります。オプション料金は無料ですが別途通話料は発生します。
国際ローミング【無料】
海外の通信会社の回線を使って会話やSMSの送受信ができます。別途、通話料とSMS送信料(100円/通)が発生します。
LINEモバイルの手数料一覧
LINEモバイルも他格安SIM同様、回線開設時や解約時に手数料がかかります。具体的にどういった手続きにいくらの手数料が発生するのか、手数料の一覧を掲載します。
種別 | 手数料名 | 手数料(税抜) |
---|---|---|
初期費用 | SIMカード発行手数料 | ¥400 |
登録事務手数料 | ¥3,000 | |
解約時費用 | 解約手数料 | ¥9,800 |
MNP転出手数料 | ¥3,000 | |
その他の事務手数料 | SIMカード交換手数料 | ¥3,000 |
プランの変更手数料 | ¥0 | |
いくつかありますが、覚えておくべきは大きな手数料は2つ。「初期費用が3400円発生すること」と「音声通話SIMの1年未満の解約は9800円が発生」を覚えておけば大丈夫です。大手キャリアの複雑な違約金体系と比べるとかなりシンプルですね。
LINEモバイルのMNP方法・申し込み方法
LINEモバイルへのMNP方法
ほとんど方が現在、どこかしらの携帯電話会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク、Y!モバイル)と契約していると思います。この場合、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を利用することでLINEモバイルでも同じ電話番号を引き継ぐことができます。そこで、MNPを利用したLINEモバイルへの申し込み方法を紹介します。
MNPの流れは以下のとおりです。
- 必要な書類等を用意する
- MNP予約番号を発行する
- LINEモバイルへの申し込む
- SIMが届いたらMNP受付窓口へ連絡する
- APN設定を行う
STEP1:乗り換えに必要な書類等を用意する
LINEモバイルへのMNP(モバイルナンバーポータビリティ)方法を解説します。まず、MNPに必要な書類等を用意しておきましょう。必要になるのは以下の3つです
1.本人確認書類
契約者が本人であることを証明する本人確認書類の提出が必要です。下記のいずれかの書類を、スマホのカメラやデジカメか、PCのスキャナーなどで読み取っておきましょう。画像は申し込み時にアップロードします。
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
- 健康保険証+補助書類
- パスポート+補助書類
2.本人名義のクレジットカード
支払い用のクレジットカードを用意します。カードは必ず契約者と同じ名義である必要があります。もし、お子さんのスマホを親御さんが代理購入する場合は、親名義での契約となります。カード種別はVISA、MASTER、JCB、AMEXが使えますが、デビットカードは利用できません。
クレジットカードをお持ち出ない方でも少々面倒ですが登録できます。詳しくは以下の記事「クレジットカードなしでLINEモバイルを開設する方法」をご覧ください。
3.メールアドレス
ドコモやau、ソフトバンクから付与されているキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.pなど)は、キャリア解約と同時に使えなくなりますので、キャリアメール以外のメールアドレスが1つ必要です。Googleが提供するGmailやYahoo!が提供するYahoo!メールなら無料で作れるので、事前に1つ作成しておきましょう。
STEP2:MNP予約番号を発行する
現在契約されている電話番号をLINEモバイルでも引き継ぎたい場合には、電話番号を引き継ぐための「MNP予約番号」が必要です。MNP予約番号は、契約されている携帯電話事業者に電話して発行してもらいます。
難しいことはありません。電話口で「MNP予約番号を教えてください」と伝えるだけです。電話が苦手という方は、ウェブや店頭でもMNP予約番号を取得できます(下表参照)。MNPは10桁の番号なので忘れずメモしましょう。
予約番号問い合わせ先
キャリア | NTTドコモ | au/沖縄セルラー | ソフトバンク |
---|---|---|---|
携帯電話 | 151 | 0077-75470 | *5533 |
一般電話 | 0120-800-800 | 0077-75470 | 0800-100-5533 |
PC/スマホ | My docomo → 各種お申し込み・お手続き | トップ → My au → 申し込む/変更する | トップ → My SoftBank → 各種変更手続き |
ウェブサイト | こちら | こちら | - |
電話受付時間 | 09:00~20:00 | 09:00~20:00 | 09:00~20:00 |
オンライン受付時間 | 09:00~21:30 | 09:00~21:30 | 09:00~21:30 |
STEP3: LINEモバイルに申し込む
いよいよLINEモバイルに申し込みます。まず、以下のリンクからLINEモバイルの公式サイトへ飛び、画面右上の「申し込む」をタップします。あとは画面の指示にしたがって進めて行くだけで契約完了となります。
具体的な操作については以下の記事もあわせてご覧ください。
STEP4:SIMが届いたらMNP受付窓口へ連絡する
数日でLINEモバイルからSIMカードや端末が発送されます。SIMカードに付属する説明書にしたがって、LINEモバイルのMNP開通受付窓口(0120-889-279)連絡しましょう。連絡すると、これまで使っていたスマホは使えなくなりますので、LINEの引き継ぎなど引っ越し作業を忘れずに。この際、先に発行した10桁のMNP予約番号が必要なので手元に置いておいてください。
STEP5:APN設定を行う
連絡後は2時間ほどでLINEモバイルが開通します。あとはマニュアルに従いAPNを設定すれば乗り換えは完了です。iOSとAndroidで設定方法が異なりますので、詳しくは下記の記事を参照してください。
LINEモバイルの通話機能と通話料金
格安SIMはキャリアよりも月額利用料金が安いことや、縛りなど契約の硬直性が少ないというメリットがあります。一方で、通話料金が高いのがネック。しかし、LINEモバイルには通話を無料にする方法が2つあります。
LINEモバイルの通話定額オプションを利用する
LINEモバイルは通話を楽しみたいユーザーのために「10分電話かけ放題オプション」を月額料金880円で提供しています。これは1回10分以内の国内電話が回数無制限でかけ放題になるもの。10分超過した場合にも30秒10円の割引料金で通話可能です。
通話にはLINEモバイルが提供する専用アプリ経由での発信が必要ですが、デフォルトの連絡先が「いつでも電話」と同期されるので面倒な手間は不要。使い勝手の良さが他格安SIMと比べて優れています。
LINEアプリを使った無料通話方法
LINEアプリにはもともとLINE同士で無料通話できる機能が備わっています。ただし、厳密には電話ではないので電話番号がなく、LINEアプリの使えない固定電話やガラケーへ電話をかけたり、逆に受けたりすることはできません。
LINEモバイルの通話料は?
格安SIMにおいて、通話料は各社共通で20秒30円です。LINEモバイルでも同様に20秒30円です。1分あたり90円は固定電話と比べるとかなり価格が高いですね。通話が多い方は、10分通話かけ放題などのオプション使用をお勧めします。
LINEモバイルで購入できる全端末
LINEモバイルはユーザーが好みに応じて購入できる様々な端末を取り扱っています。2018年3月現在、LINEモバイルで購入できる全ての端末と簡単な特徴を紹介します。
メーカー | 製品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
ASUS | ZenFone Max Plus | ¥29,800 | 大画面、ロングライフ |
HUAWEI | HUAWEI nova lite2 | ¥25,980 | 低価格なのにハイスペック |
ASUS | ZenFone4 Selfie | ¥29,800 | 自撮りが得意 |
SHARP | AQUOS sense lite SH-M05 | ¥33,800 | 高画質液晶採用 |
ASUS | ZenFone4 MAX | ¥25,800 | 大容量バッテリーで2倍長持ち |
ZTE | Blade V8 | ¥23,800 | デュアルカメラ |
ASUS | ZenFone4 Selfie Pro | ¥35,800 | ワイド自撮り |
HUAWEI | HUAWEI MediaPad T3 | ¥19,980 | 低価格タブレット |
富士通 | arrows M04 | ¥32,800 | 丸ごと洗えて汚れに強い |
BLU | GRAND X LTE | ¥9,980 | コスパ重視 |
HUAWEI | HUAWEI P10 | ¥58,800 | 3つのライカレンズ採用 |
ZTE | Blade E01 | ¥13,800 | コスパ重視 |
NEC | Aterm MP01LN | ¥11,980 | 最小製軽量WiFiルーター |
分割払いで毎月の負担を軽く
最新のスマホ欲しいけど一括払いは財布に厳しい・・・。そんな人のためにLINEモバイルでは分割払いにも対応しています。分割払いは24回の固定払いとなり、月々の負担を少なくしつつ最新スマホを買うことができます。
ただし、支払いはクレジットカードのみとなり、途中で一括払いに変更することはできません。また、分割払い途中でLINEモバイルを解約しても、端末代金完済までは支払い義務が発生します。
端末はウェブのみで購入可能
これらの端末はLINEモバイルの公式ウェブサイトのみで販売となっており、店舗では販売していません。購入すると、SIMカードを端末に挿入した状態で届けてくれるだけでなく、LINEアプリやフィルタリングアプリを設定済みの状態にしてくれるので非常に便利です(Wi-Fiルータは除く)。
LINEモバイルで使用可能なiPhoneの一覧
現在使用中のiPhoneをLINEモバイルで引き続き使うことも可能です。SIMフリーもしくはドコモ端末であれば、SIMカードを差し替えてAPN設定するだけ。auとソフトバンク端末の場合はSIMロック解除すれば使えますが、iPhone 6以前のiPhoneはSIMロック解除不可のためLINEモバイルでは利用できません。
iPhoneモデル | SIMフリー/ドコモ版 | au版/ソフトバンク版 |
---|---|---|
iPhone X | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone8 | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone8 Plus | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone7 | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone7 Plus | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhoneSE | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone6s | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone6s Plus | ○ | ○(SIMロック解除が必要) |
iPhone6 | ○ | × |
iPhone6 Plus | ○ | × |
iPhone5s | ○ | × |
LINEモバイルはiPhoneXやiPhone8でも利用可能
iPhoneの最新機種であるiPhoneXやiPhone8でも、LINEモバイルを利用可能です。ただし、au版とソフトバンク版ではSIMロック解除が必要です。
「持ち込み端末保証オプション」でiPhoneも保証してくれる
外部で購入したiPhoneをLINEモバイルで使う際に心配なのが端末保証ではないでしょうか。通常、格安SIMでセット購入したスマホであれば端末保証がついてきますが、持ち込みのiPhoneには保証がつかないのが当然だからです。
しかし、LINEモバイルでは、持ち込んだスマホでも故障や水没などの際に保証が受けられる「持ち込み端末保証オプション」を提供しています。毎月500円を支払うことで50,000円までの修理・交換費用をLINEモバイルが負担してくれます。高価なiPhoneだからこそ、保証はつけておきたいものですね。なお、LINEモバイル加入時にしか申し込めないオプションなので、加入の際は十分検討することをおすすめします(もちろんiPhone以外のスマホも対象となります)。
LINEモバイルで購入した端末が届くまでの日数
LINEモバイルで申し込んでから、どのくらいの日数でSIMや端末が届くのか気になりますよね。公式サイトでは以下のようなコメントを出しています。
「本人審査が完了し次第、翌日〜2日程度でお申し込みいただいた内容(SIMカードのみ、または端末とSIMカードのセット)をお届けします。
※地域によっては発送に時間がかかる場合があります。
引用:LINEモバイル
実際、ライモバナビ!が申し込んだ際は翌日に端末とSIMカードが届きました。この時も感じましたが、LINEモバイルは申し込み時やサポート依頼時の対応が本当に早いです。
【2018年版】LINEモバイルで実施中のキャンペーン
LINEモバイルで現在実施中のキャンペーンはこちらです。
キャンペーン名 | 終了日 | 特典 | キャンペーンコード |
SNS使い放題 新・月300円キャンペーン | 未定 | スマホ代が毎月1,390円割引! | 不要 |
3,000ポイントバックキャンペーン | 6月30日 | 新規加入かMNP転入で3,000円相当のLINEポイントを還元! | DAS333 |
招待キャンペーン(第9弾) | 6月19日 | 1人招待につき2,000円分のLINEポイントを付与! | 不要 |
格安スマホセール(LUCKY FESTIVAL 第5弾) | 6月11日 | HUAWEI「P20 lite」が今だけ大特価! | 不要 |
※価格は全て税抜です