LINEモバイルの料金は高いか、安いか、気になりますよね。乗り換えを検討している方が最も知りたいのが、この料金についてではないでしょうか。
そこで、LINEモバイル開設時の初期費用や月額利用料など、LINEモバイルに掛かる費用を調査。それぞれを格安SIM14社と比較して、安いのか高いのかをまとめました。
Contents
LINEモバイルの初期費用は他社と比べて高い?
事務手数料とSIMカード発行手数料が発生
格安SIM(MVNO)への乗り換えには、たいてい初期費用として「事務手数料」と「SIMカード発行手数料」が3000円程度発生します。
LINEモバイルの場合、初期費用は3400円です。内訳は事務手数料3000円、SIMカード発行手数料400円となります。
初月無料だからトータルで他社よりも安くなる
他社は概ね初期費用は3000円なので、他社より気持ち高めです。しかし、LINEモバイルの特徴として、初月の利用料金が無料になる特典があります(キャンペーンではなく常時特典です)。これにより、他社と比べて契約月に発生する費用を低く抑えられるのがメリットです。
例えば他社の場合、初期費用と初月利用料が契約月に発生しますが、LINEモバイルの場合、初期費用の3400円の支払いだけ*で済みます。
LINEモバイルの国内通話料は高い?安い?
通常の国内通話料金は各社横並び
通常の通話料金は、ほとんど格安SIMで30秒20円となっており差はありません※。一方、OCNモバイルONEの「OCN」や楽天モバイルの「楽天でんわ」など、特定のアプリを使うことで30秒10円に割引する格安SIMもあります。
LINE同士の通話も通信料も無料
LINEモバイルはアプリによる割引サービスはありませんが、LINE自体に無料通話機能があるのでLINEユーザー相手には実質かけ放題です。
さらに、どのプランを選んでもカウントフリーとなるので、データ通信料を気にする必要もナシ。無料通話だけでなくビデオ通話もカウントフリーの対象となっています。このように、通話料金を気にせず好きなだけ会話ができるところが、他社と比べて大きな長所といえます。
料金プランは他社と比べて高い?安い?
各社の特徴が最も出やすいのが料金プラン。LINEモバイルの料金は格安SIM各社と比較してどうなのか?調べてみました。
データSIMの料金比較
LINEモバイル | mineo | 楽天モバイル | DMMモバイル | UQモバイル | U-mobile | BIGLOBE SIM | NifMo | OCNモバイルONE | IIJmio | イオンモバイル | エキサイトモバイル | DTI SIM | FREETEL SIM | |
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1GB | ¥500 | ¥800 | ¥480 | ¥790 | ¥640 (1.1GB) | ¥480 | ¥670 | ¥600 | ¥499 | |||||
3GB | ¥1100 | ¥900 | ¥900 (3.1GB) | ¥850 | ¥980 | ¥900 | ¥900 | ¥1100 | ¥900 | ¥900 | ¥840 | ¥900 | ||
5GB | ¥1640 | ¥1580 | ¥1450 | ¥1210 | ¥1480 | ¥1220 | ¥1520 | |||||||
6GB | ¥1450 | ¥1450 | ¥1520 | ¥1480 | ||||||||||
7GB | ¥2300 | ¥1860 | ¥1600 | |||||||||||
8GB | ¥1980 | ¥1980 | ¥2140 | |||||||||||
10GB | ¥2640 | ¥2520 | ¥2260 | ¥2190 | ¥2300 | ¥2560 | ¥2100 | ¥2470 | ||||||
20GB | ¥4050 | ¥3980 | ¥4500 | ¥4150 | ¥4750 | ¥4850 | ¥4870 |
音声通話SIMの料金比較
LINEモバイル | mineo | 楽天モバイル | DMMモバイル | UQモバイル | U-mobile | BIGLOBE SIM | NifMo | OCNモバイルONE | IIJmio | イオンモバイル | エキサイトモバイル | DTI SIM | FREETEL SIM | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1GB | ¥1200 | ¥1600 | ¥1260 | ¥1400 | ¥1340 (1.1GB) | ¥1130 | ¥1370 | ¥1200 | ¥1199 | |||||
3GB | ¥1690 | ¥1600 | ¥1600 (3.1GB) | ¥1500 | ¥1680 | ¥1580 | ¥1600 | ¥1600 | ¥1800 | ¥1600 | ¥1600 | ¥1490 | ¥1600 | |
5GB | ¥2220 | ¥2280 | ¥2150 | ¥1910 | ¥1980 | ¥1920 | 2220 | |||||||
6GB | ¥2150 | ¥2150 | ¥2220 | ¥1980 | ||||||||||
7GB | ¥2880 | ¥2560 | ¥2300 | |||||||||||
8GB | ¥2680 | ¥2680 | ¥2840 | |||||||||||
10GB | ¥3220 | ¥3220 | ¥2960 | ¥2890 | ¥3000 | ¥3260 | ¥2800 | ¥3170 | ||||||
20GB | ¥4750 | ¥4680 | ¥4850 | ¥4680 | ¥5450 | ¥5550 | ¥5570 |
※TONEモバイルは「低速回線の使い放題」が1プランのみで、しかもSIMだけの販売がないので除外しました。
※料金は2017年5月現在のものです。
LINEモバイルの料金は格安SIM各社と比べてどうなの対談
LINEモバイルの料金まとめ
LINEモバイルは1GBプランだと最安値クラスですが、容量が増えるに従い、DMMモバイルなど価格をウリにする格安SIMと比べると若干高くなってきます。
ではLINEモバイルは高い!と結論付けてよいかというと、私は違うと思います。というのも、LINEモバイルは全プランがカウントフリーによって容量以上に使えるのが魅力だからです。
カウントフリーだからパケットが減らない
LINEモバイルはコミュニケーションプランを選ぶと、LINEをはじめフェイスブックやツイッター、インスタグラムといったSNSのデータ通信がタダになる「カウントフリー」が全てのプランで適用されます。
「カウントフリー」とは、あるサービスを利用する際、そのデータ通信量を数えない、つまり「使用したデータ量に加えない」というサービスです。
これらサービスをメインに使っているユーザーであれば、パケットが全然減らないという状況になるんですね。
#LINEモバイル のパケット全然減らないね😅 pic.twitter.com/jzQUv8t19w
— から☆みそ (@LqKfDlmfaCrvEWG) 2017年2月14日
つまり、普段使っている契約容量より1つギガ数を減らしても十分使えちゃうんです。
LINEは普段使いの容量より少なめでもOK
私の場合、以前は5GBの契約でギリギリでしたが、LINEモバイルでは3GBでも余裕で余っています。つまり他社よりも低い容量=安いプランが選べるというわけ。結果的に毎月支払うお金はLINEモバイルが一番安くなりました。
まずはお試しで3GBで申し込んでみて、足りなければ増やす。そんな感じで気軽に使い始めるのが良いと思います。