LINEモバイルが49000ヶ所で使えるWi-Fiオプションの提供を開始

LINEモバイルは2018年2月21日より、Wi-Fiオプションの提供を始めました。

LINEモバイルWi-Fiオプションとは？

LINEモバイル Wi-Fiオプションとは、駅やカフェなどのスポットで利用できる公衆無線LANサービスです。全国約49000ヶ所にあるスポットにて提供します。

Wi-FiオプションはBIGLOBEモバイルはOCNモバイルONEなどいくつかのMVNOでは既に提供されていますが、LINEモバイルでは未対応でした。

公式サイト：LINEモバイル

加入することでどんなメリットがある？

Wi-Fiオプションに加入することで、電話回線でなくWi-Fi回線でのデータ通信が可能となります。

Wi-Fi回線ではパケット（ギガ）がカウントされないため、動画視聴やアプリダウンロードなど、大量のデータを使う場合にもデータ容量を気にせず通信できるメリットがあります。

Wi-Fi接続している間は契約しているLTEデータ通信量とは関係なく使えますので、自宅では無線LANルーターを使い、外出先ではWi-Fiスポットを活用することが、データ通信量を節約するポイントといえます
引用：NifMo

例えば100MBを超えるアプリはモバイル回線ではダウンロードできませんが、Wi-Fi回線を繋ぐことでダウンロード可能になります。

また、ゲームアプリのアップデートもデータ容量を気にせずに更新することができます。最近のゲームはアップデートの容量がかなり大きいので、Wi-Fiが使える環境は重宝しそうですね。

スマホ以外でも利用可能

LINEモバイル加入者であれば、スマホだけでなくタブレットやパソコンでも利用可能なのが嬉しいところ。Wi-Fiオプションを賢く使うことで料金プランを1つ下げ、料金を節約することもできそうです。

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LINEモバイルの料金プランは変更可能？

さらに、今だけキャンペーンも展開中です。

今だけ最大3ヶ月無料のキャンペーン

2018年5月7日までに利用開始すれば、最大3ヶ月間、LINEモバイルWi-Fiオプションが無料となります。

• 初月（オプション加入月）→月額利用料金0円
• 翌月→月額利用料金0円
• 翌々月→月額利用料金0円

公式サイト：LINEモバイル

セキュアードWi-Fiで通信も安全

公衆無線LANサービスで心配なのはハッキングや盗み見の心配があること。実は、何気なく使っているWi-Fiサービスも、セキュリティが甘いと悪意のあるなりすましや、通信傍受などがされるケースが結構高いんです。

しかし、今回提供されるWi-FiはSecured Wi-Fi（セキュアードWi-Fi）であり、協力に暗号化されたWPA2での通信が可能です。つまり、安心・安全に使えるWi-FIというわけです。

どんな店で使える？

セブンイレブンやローソンなど、カフェやコンビニなど大手チェーンがLINEモバイルのWi-Fiスポットに対応しています。

• セブンイレブン
• ローソン
• スターバックスコーヒー
• プロント
• カフェ・ド・クリエ
• モスバーガー
• デニーズ
• イトーヨーカドー
• ヨークマート
• 上島コーヒー
• ロッテリア

有名なスポットが多いですね。例えば代々木ならこれだけの店でLINEモバイルWi-Fiを使うことが可能となっています。

セブンイレブンとローソンがスポット対応していることにより、広範囲なエリアをカバーしています。個人的にはデニーズと上島コーヒーの対応は嬉しいですね。

Wi-Fiオプションの利用料金は？

LINEモバイルWi-Fiオプションの利用には月額200円が発生します。無料ではないですが、有料オプションとしては低価格の部類に属します。

ちなみに他社のWi-Fiオプションの価格を比較してみました。

LINEモバイルと他社のWi-Fiオプション比較

MVNO	オプション料金	スポット数	備考
NifMo	無料	約5000ヶ所	BBモバイルポイントのWi-Fiを利用
OCNモバイルONE	無料	約86000ヶ所	アクセスポイントは最多クラス
BIGLOBEモバイル	250円	約83000ヶ所	6GB以上のプランは無料
楽天モバイル	362円	約69000ヶ所	Wi2 300、BBモバイルポイントを利用
IIJmio	362円	約75000ヶ所	Wi2 300、BBモバイルポイントを利用
LINEモバイル	200円	約49000ヶ所	最大3ヶ月無料

※価格は税抜き

単純比較してしまうと、OCNモバイルONEが無料かつアクセスポイント数も86000ヶ所で最強です。ですので、これから新規で格安SIMを選ぼうとする人で、かつWi-Fiスポット重視の方ならOCNモバイルONEがおすすめです。

公式サイト：OCNモバイルONE

使えない端末はある？

LINEモバイルのWi-Fiオプションに対応していないスマホはあるのでしょうか？ 結論からいうと、無線LANの規格であるIEEE802.11a/b/g/n、EAP-TTLS認証方式に対応していないと使用できません。とはいえ、11aというのはごく基本的な無線LANの規格ですので、対応していないスマホを探す方が難しいくらいでしょう。つまり、お手持ちのスマホやタブレットであればほぼ間違いなく使用できます。

どこのアクセスポイントを利用している？

MVNOではBBモバイルポイントやWi2 300といったアクセスポイントを提供しているケースが多いのですが、LINEモバイルWi-FIオプションは、どこのアクセスポイントを利用しているのでしょうか。

具体的には明記されていませんが、規約の中にNTTBPの文言が出てくるので、NTTBPのブロードバンドネットワークを使用している可能性が高いです。NTTBPはNTT系なので信頼性・通信速度ともに高く、安心してWi-Fiを楽しむことができます。

先日、LINEモバイルはソフトバンクとの提携を発表したので、いずれはソフトバンク系のBBモバイルポイントが使えるようになるかもしれません。

利用の流れを3ステップで解説

ではLINEモバイルWi-Fiオプションの利用方法を具体的に解説していきます。

STEP1：まずはオプションに加入する

まずオプションに加入します。未契約の方は、申し込み画面にてWi-Fiオプションを選択します。すでにLINEモバイルユーザーの場合は、マイページからWi-Fiオプションを選択します。

STEP2：プロファイルをインストールする

マイページよりプロファイルをスマホにインストールします。

STEP3：Wi-FiスポットへGO!

前述したWi-Fiスポットへ行きます。

STEP4：アクセスポイントに接続する

iPhoneなどのApple製品の場合はWi-Fiが自動で「0001_Secured_Wi-Fi」に接続します。Android端末の場合は、「0001_Secured_Wi-Fi」のネットワーク名を選択し、マイページのユーザーIDとパスワードを入力します。

まとめ

いかがでしたか。これまでLINEモバイルはWi-Fiスポットが提供されていなかったので、大容量のアプリをダウンロードしたり、YouTubeやSHOWROOMなどの動画を見るのにデータ容量を気にしなくてはなりませんでした。LINEモバイルのWi-Fiオプションは49000ヶ所のアクセスポイントが200円という低価格で使えるので、ヘビーユーザーには嬉しいオプションといえそうです。

LINEモバイルのWi-Fiオプションは今なら最大3ヶ月無料で、縛りなども存在しません。お試し的に使ってみて気に入ったら継続する、といった「つまみぐい」をしても良いかもしれません。